目の健康のために定期検査を必ず受けるようにしましょう。
定期検査の推奨頻度は、コンタクトレンズの経験年数によって異なります。
初めてコンタクトレンズを使用される方の場合、
2週間目、1ヶ月目、3ヶ月目、6ヶ月目に眼科専門医による検査をお受けいただきます。
長期経験者の場合でも、6ヶ月に1度は眼科医の検査を受ける事をお勧めします。
定期検査では、レンズの調子はどうかをお伺いいたします。
調子は良いと思っていても、実際に検査をしてみると、
左右の見え方が違ったり、左右のレンズを間違って入れていたり
することが案外あるものです。
特に初めてレンズを使用される方の初回検査は重要です。
「少しずつ慣れてきているのか?」「今後も使っていけそうか?」をお伺いして、
問題があれば眼科医の診察に基づき再度レンズの調整を行います。
保証期間内のレンズ交換は無料です。
コンタクトレンズは高度管理医療機器であり、
眼科医の検査・処方を受けてお求めいただくことになっています。
コンタクトレンズに慣れてきても、ずさんな取り扱いは禁物です。
目の健康・安全のためにも眼科医の指示を守り
正しい取り扱い方法を守って下さい。
※医療機器はリスクに応じてクラスⅠからⅣに分類されます。
コンタクトレンズが属するクラスⅢの医療機器は、「副作用又は機能障害が生じた場合、
人の生命及び健康に重大な影響を与えるおそれがあることからその適切な管理が必要なもの
(薬事法第二条第5項)」と定義されています。
コンタクトレンズのパンフレットなどでよく見かける
「酸素透過性」という言葉。
これは、レンズの酸素の通しやすさを示すもので、
Dk値という単位で表され、この数値が高い程、
たくさん酸素を通すレンズということになります。
目にコンタクトレンズをはめるということは、
例えるなら眼に蓋をしたようなもの。
レンズが酸素を通さなければ、目は呼吸ができず、
さまざまなトラブルが起こってきます。
コンタクトレンズを選ぶときには、
レンズの酸素透過性も大切なチェックポイントです。
メ リ ッ ト |
ハードコンタクトレンズ |
目に異常がある場合にはすぐにわかる。 目にゴミが入ってもすぐに気づき、レンズをはずすので角膜にキズがついた場合でも早期に発見でき症状が悪化することがありません。 乱視の矯正にすぐれている。 硬くしっかりしたレンズなので光の屈折を正確に調整することができ、視力矯正に優れたレンズです。 |
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ソフトコンタクトレンズ |
慣れやすい。瞳にやさしくフィットするやわらかいレンズです。 スポーツをする人に適している。 レンズが大きくてやわらかいのでズレにくく、はずれにくいレンズです。 |
デ メ リ ッ ト |
ハードコンタクトレンズ | 慣れるまでに時間がかかる人もいる。 |
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ソフトコンタクトレンズ |
目にゴミが入り、角膜(黒目)にキズがついても気づきにくいため、重篤な障害にいたる場合がある。 涙の少ない人は乾燥感がひどくなる。 レンズ自体が涙を吸収するので涙の少ない人には不向きです。 |